消防団員の処遇
消防団に入団すると、様々な処遇が与えられます。ここでは、その一部をご紹介します。
報酬
消防団活動の苦労に対して、年2回(3月・9月)に分けて支払われます。
費用弁償
災害や警戒、訓練などに出場した場合、出場の回数に応じて毎月支払われます。
(出場1回につき、2,100円〜を支給。※支給額は階級や出動時間によって異なります。)
退職報償金
在団5年以上の者が退団した場合、勤務年数や階級に応じて支払われます。
表彰
功労に応じて、消防総監表彰、都知事表彰、消防庁長官表彰などがあります。
主な活動内容
消防団員は災害時の対応はもちろん、災害が起きたときのために普段から地域の皆様へ、防火防災に関わる啓発活動を行っています。
平常時の活動
ポンプ操法訓練
実火災時に、迅速に消防ポンプ車などの取り扱いや操作をできるようにする訓練です。毎年5月末に各分団による修練度を競い合う大会があります。
災害活動訓練
災害現場での活動を想定した訓練を行います。
応急救護指導
応急手当ての仕方やAEDの使い方などを学び、市民に指導を行います。
地域の警戒活動
市内で開催されるお祭りやイベント時の警戒活動を行います。
防火防災活動
町会などで行われる、初期消火訓練や避難訓練などの指導を行います。
災害時の活動
消火活動
火災が起きた際は、自宅や職場から現場に駆けつけて消火活動を行います。
救助活動
大規模災害時には発生直後から消防署と連携し、救助活動や応急救護活動を行います。
水防活動
大雨などにより増水した河川の警戒、資機材を活用した水防工法、住民の避難誘導などの活動を行います。